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各コードの働きについて [練習方法]

コードにはそれぞれ働きがあります。これを知っていると曲をアレンジするときなど、とても役に立ちます。

1.トニック(T) ・・・安定感があるコード。どのコードにもスムーズにつながります。
2.サブドミナント(S.D) ・・・一時安定。
3.ドミナント(D) ・・・不安定なコード。トニックに戻るのが原則。

ドミナントはトライトーン(ファとシ)を含んでいるため不安定な響きがするコードです。ちなみに救急車のサイレンはこのトライトーンが使われていて、聞いた人が思わず「何かあったの!」と不安になるよう計算されたサイレンなんだそうです。

さて、Cのダイアトニックコードで置き換えると

C△7 Dm7 Em7 F△7 G7 Am7 Bm7(-5)
T S.D D ちなみに<>は代理コードといって代わりの働きをするコードになります。 例えば、 C/F/G/C/C/F/G/C という8小節のコード進行の曲があったら、ギターの伴奏を C/F/G/C/Am7/F/Bm7(-5)/C に替えてもピタリとはまり、しかも雰囲気が少し変わります。 これは、 T→S.D→D→T→T→S.D→D→T という進行の曲を
T→S.D→D→T→→S.D→→T

というように途中から代理コードに替えてあげたんですね。そしてこれはプロのミュージシャンが譜面を渡されたときによく使う手なんだそうです。つまり「譜面のコードを代理コードに置き換える」というのはアレンジの基本なんですね。
代理コードを覚える方法としては、自分で8小節のコード進行を作って、まずそれに合うキメリフ(曲でいうと歌の部分)を作ります。そしてキメリフは変えずに8小節のコード進行を代理コードに置き換える、という風に遊びながらやってみるといいそうです。

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タグ:代理コード
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