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フェイセズ絶頂期のアルバム「馬の耳に念仏」 [CDレビュー]


馬の耳に念仏









フェイセズは1971年に発表したアルバム「馬の耳に念仏」で絶頂期を迎えます。ロン・ウッドとロッド・スチュワートの共作「ステイ・ウィズ・ミー」を始めとした、メンバー間のボルテージの高さがそのままグルーヴ感として伝わる傑作が収録され、アルバムは全米6位の大ヒットとなります。僕自身もこのアルバムが一番好きで、いつかは自分のバンドでカバーしてみたいと思っています。

一方、同時進行でロッド・スチュワートのソロ活動も成功を収め、フェイセズは次第にロッドのバックバンドのような存在になっていきます。そんな中リーダーのロニー・レインは1973年にバンドを脱退し、代わりに日本人ベーシート山内テツを迎えて来日公演も果たしますが、1975年にロン・ウッドがローリング・ストーンズと活動を始めたことで事実上バンドは解散となります。

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