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コードフォームの作り方 [練習方法]

今回のレッスンでは、コードフォームの作り方を教わりました。コードブックを見て星の数ほどあるフォームを丸暗記するよりも、コード表記のルールを理解して構成音がわかるようになれば、応用が効いて自分の弾きたい音楽へつながっていくそうです。

では早速次のコードの構成音を分解してみたいと思います。

C△7(シー・メジャー・セヴンス)
このコード表記では、Cがルート(根音=ド)になります。そして△7はルートから数えて7番目の音(長7度=シ)が4つ目の音です。つまりルート(1度=ド)、長3度(ミ)、長5度(ソ)、長7度(シ)の構成になります。

Cm7(シー・マイナー・セヴンス)
この場合、ルートは同じくC、mはマイナーを指します。ということは3度の音を半音下げます(短3度=ミ♭)。5度(ソ)の音は上記と同じで、7度の音を半音下げます(短7度=シ♭)。

7thコードの場合、構成音はルート、3度、5度、7度の4音になりますが、中でも3度、7度が重要な役割を果たします。3度はメジャーかマイナーかを区別する音で、7度は7か△7かで半音下げるかどうかを表します。ちなみに△7(メジャー・セヴンス)は7番目を半音下げない(長7度)、という意味で、長調のメジャーとは違う意味です。

ルート音をドとみなして、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シと指板を押さえていけばコードが作れますが、5弦ルート、6弦ルートのそれぞれの場合の3度,5度,7度の位置を覚えておけば比較的簡単にコードを押さえることができます。逆に、コード表に載っているフォームを覚えて構成音をおさらいする、というのもいいかもしれませんね。

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Cantelope Island(カンタロープ・アイランド)の楽譜 [ジャズギター練習方法]



さて、今回の課題曲はハービー・ハンコック作の「カンタロープ・アイランド」です。レッスンでダイアトニックコードからモード理論へと進んでいますが、どうも理解が進みません・・・そこで実際に曲を練習しながら「モード」になじんでいくことになりました。

コード進行は、

Fm7 / Fm7 / Fm7 / Fm7
D♭7 / D♭7 / D♭7 / D♭7
Dm7 / Dm7 / Dm7 / Dm7
Fm7 / Fm7 / Fm7 / Fm7

の16小節。シンプルですが、問題はアドリブでどのスケールを使うか?です。Fマイナーペンタトニック一発でもいけそうですが、同じスケールで延々と弾くと飽きてしまいます。コード進行に沿ってどのスケールを使うか?がポイントになります。

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Cantelope Island(カンタロープ・アイランド)のアドリブ [ジャズギター練習方法]

今回のレッスンでは、カンタロープ・アイランドのアドリブで使うスケールの答え合わせをしました。

僕なりに考えたのは・・・

Fm7・・・Fマイナーペンタトニック or Cマイナーペンタトニック※
D♭7・・・D♭マイナーペンタ or D♭ミクソリディアン
Dm7・・・Dマイナーペンタトニック or Aマイナーペンタトニック※

※の根拠としては、
Fm7をEメジャーダイアトニックコードのⅡm7ととらえると、その平行調のCナチュラルマイナースケールが使える
Dm7をCメジャーダイアトニックコードのⅡm7ととらえると、その平行調のAナチュラルマイナースケールが使える
そしてナチュラルマイナースケールを簡略化してマイナーペンタトニック、となります。

もちろんこれでも正解です。けれどモード理論で考えると

Fm7・・・Fマイナーペンタトニック or Fドリアンスケール
D♭7・・・D♭マイナーペンタ or D♭ミクソリディアン
Dm7・・・Dマイナーペンタトニック or Dドリアンスケール

ちなみにFドリアンとCナチュラルマイナーの構成音は同じで、DドリアンとAナチュラルマイナーも同じです

なんかややこしいですね・・・

「モード理論を理解するには2年かかると言われています」と先生。けれど現在ではロックでもブルースでも使われる「モード」を理解できれば演奏の幅が広がるし、がんばってついていきたいと思います。

scale003.jpg


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[課題曲]Mercy,Mercy,Mercy [ジャズギター練習方法]

さて今回の課題曲は「Mercy,Mercy,Mercy」です。ジョー・ザビヌルのゴスペルっぽい曲で、セッションでよく使われるそうです。

先生から「はい、これがCメロ譜です。」と譜面を渡されました。Cメロ譜とはセッションの時によく使われるもので、メロディとコード進行が記載されていて、しかもワンコーラスだけの楽譜のことを指すそうです。これを使って、最初は譜面どおりに演奏してあとはアドリブ的な要素を加えたり、バッキングやリズムを自分なりに変えて遊んでみましょう、ということになりました。

コード進行は、

イントロ
B♭7→E♭7→B♭7→E♭7

シンプルなコード進行のテーマ部分。オリジナルはジョー・ザビヌルのピアノをバックにキャノンボール・アダレイがファンキーなアルトサックスで徐々に熱くなっていく場面です。ここはギターでビブラートやスライドを効かせながら暖かみのあるトーンで演奏したいところです。がんばって練習します!


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ウェスモンゴメリーのTAB譜 Best of Wes Montgomery: Guitar (Signature Licks) [TAB譜バンドスコア]


Best of Wes Montgomery: Guitar (Signature Licks)





ウェスモンゴメリーは親指奏法、オクターブ奏法で、暖かみのあるサウンドを出します。Best of Wes Montgomery: Guitarは、Missile Bluesをはじめとした彼の代表曲を収録したTAB譜です。
収録曲
1.Missile Blues
2.Yesterdays
3.West Coast Blues
4.Cariba
5.I've Grown Accustomed To Her Face
6.Besame Mucho
7.Fried Pies
8.Mi Cosa
9.Four On Six
10.Misty
11.Sundown
12.O.G.D

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ターンアラウンド [練習方法]

ブルースでは12小節のコード進行がひとつの区切りになりますが、最後の2小節で頭にもどるフレーズを弾きます。これが「ターンアラウンド」です。「ターンバック」とも言われ、イントロで使うこともあります。

いわば定番のフレーズで、いくつかのパターンを覚えておくと実際のセッションで使えると思います。

You Tubeで"blues turnaround"で検索すると色々と出てきます。これはkey in Eのターンバックです。



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デヴィッド・T・ウォーカー風オブリガード [練習方法]

課題曲「Mercy,Mercy,Mercy」でCm7→Dm7というコード進行が出てくるのですが、ここでコードフォームを使ったオブリガードを練習することになりました。

下のコードフォームCm7を鳴らした後、1弦6フレット(小指)、2弦6フレット(小指)、3弦5フレット(薬指)という順番で3連符でハンマリングオン・プリングオフします。ジャーン・タララ・タララ・タララという感じですね。これはデヴィッド・T・ウォーカーが良く使うフレーズで、ソウル、ジャズ系の曲で使うネタとして覚えておくといいそうです。小指や薬指のハンマリング、プリングがなかなかうまくいかないので、しばらくの間トレーニングして覚えたいと思います。
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キレのあるカッティング練習の教則本 良いカッティング悪いカッティング [ブルースギター教則本]


ギター・マガジン DVD&CD付き 良いカッティング悪いカッティング 完全版 (リットーミュージック・ムック)





カッティング練習のコツを先生に聞くと「まず、ピックをできるだけ軽く持つこと。それと右手を自由にコントロールできるように練習すること。」と教えられました。何かいい教則本がないかな、と探して「良いカッティング悪いカッティング」を購入しました。ファンク、ソウル、ジャズ、ロックといったジャンルで使える常套カッティングが91パターンあり、それぞれの悪い例と良い例がCDに収録されているため、ポイントがとてもわかりやすいです。


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音が大きいメトロノームKORG MA-1 [ギター便利グッズ]



レッスンで基礎練習の話になった時、先生から「メトロノームは必要ですよ」と言われて、さっそく買いに行きました。ボスのものと迷いましたが、音が大きくて操作が簡単なコルグMA-1にしました。

昔一緒にバンドをやっていた先輩から「きっちりとしたリズム感を身につけるにはメトロノームが一番。最初はなかなか合わないけど、練習を続けるうちにメトロノームのほうが自分に合わせてくれるような感覚になるから。そうなればしめたもの。」と教えてもらいました。

あらためてメトロノームで弾いてみると、自分のリズムの甘さを痛感します。あと、楽譜を読むときも小節の分かれ目がわかりやすくなります。


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ブルースギターフレーズが満載のアルバム London Sessions [CDレビュー]


London Sessions





参加ミュージシャンはエリック・クラプトンを始め、スティーブ・ウィンウィッド、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、リンゴ・スターと英国ブルースマンのオールスターメンバーといった感じです。

レコーディングされたのが1970年で、クラプトンはまだ20代。彼がアメリカ南部のブルースに強い影響を受けた頃だと思います。このアルバムの聴きどころは「リトル・レッド・ルースター」。彼がハウリン・ウルフから演奏の手ほどきを受ける場面が録音されています。

ブルースギターフレーズが満載のアルバムです。

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